【金貨を売ってみた】天皇陛下御在位60年記念金貨を手放してわかったこと!

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先日、実家で母と一緒に荷物の整理をしていたところ、母が昔から大切に?保管していた記念硬貨のコレクションが見つかりました。その中に「天皇陛下御在位60年記念金貨」が2枚あったのです。

最近はの価格が高騰しているという話をよく耳にしますよね。
現在のの価値は?と調べるとその頃の3倍ほどの価格になっているではないですか!!
このまま持っていても結局、娘か孫にあげるだけと母は言うので、高値のうちに思い切って、金貨2枚とその他の記念金貨を買取店に持ち込んでみることにしました。

実際に査定を受けてみると、予想以上に学ぶことが多く、とても勉強になりました。この体験が、これから記念金貨などを売ろうと考えている方の参考になれば嬉しく思います。

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そもそもどんな金貨?

この金貨1986年(昭和61年)に発行された記念硬貨で、

  • 額面:10万円
  • 重さ:約20g
  • 純度:純金(99.99%)
  • 発行枚数:約200万枚

というかなり豪華な仕様です。表面には菊の御紋と瑞雲があしらわれていて、とても上品なデザインです。

でもここでポイント。日本の記念金貨は「法定通貨」なので、として溶かすのは法律で禁止されているんです。 つまり、単なるとして売るのではなく、「記念硬貨」としての価値で見られるということです。

実際に売ってみた!査定で言われたこと

家の近くの買取店へ行きました。
全国に支店があり テレビCMでも見る事ができる名の通った買取店です。

いざ査定!ドキドキしながら待っていると、金貨について こんなことを言われました。

  • 「昭和61年発行(持ち込んだ硬貨)よりも昭和62年発行の方が発行枚数が少なくレアで高めの価値で出まわています」
  • 「プラスチックケースにヒビが入ってるので2万円程の減額になります…」
  • 「金の重さで見ると20g×相場ですが 日本硬貨になりますので大体このくらいですね」

結果、金貨1枚18万円、2枚で36万円ほどの査定額に。

ケースが大事!保存状態は要チェック

金貨の買取で思ったのは、とにかく保存状態が超重要!

  • ケースにヒビ→1万円以上の減額になることも
  • 金貨本体に傷→プレミアがなくなり「ただの金貨扱い」に
  • 付属の箱や証明書があると評価アップ⤴

金貨の買取 vs 金製品の買取、なにが違う?

金貨の買取

  • 通貨としての価値+コレクター的な価値
  • 状態(傷、ケース、発行年)で価格が変わる
  • ※溶かして金として売れない(法律で禁止!)

金製品の買取(指輪やネックレスなど)

  • 純度×重さ=価格
  • 傷や壊れがあっても関係なし
  • 金相場がダイレクトに影響

つまり、金貨は「お金としての顔」もあるし、「金の価値」もある、ちょっと特殊な存在なんですね!

他の硬貨とどう違う?

記念硬貨って、他にもいろいろありますよね。

  • 東京オリンピック100円硬貨
  • 新幹線開業500円硬貨 などなど

これらは素材が銀や白銅なので、金のように重さで価値が出るわけではありません。あくまで「レア度」や「状態」で値段が決まります。

そして実は、こうした金貨以外の記念硬貨(銀や白銅など)は、買取業者ではあまり高額で引き取ってもらえないことが多いです。

換金方法について:

  • 大手銀行や地方銀行に持ち込むと、両替扱いになるため手数料がかかるケースが多いです。
  • ただし、日本銀行に直接持って行けば、手数料なしで額面通りに日本円へ交換してもらうことができます。
  • また、一部の銀行では、記念硬貨を「普通預金口座に入金」する形なら手数料がかからないケースもあるようです。

記念硬貨の額面が1,000円・500円・100円などの場合、
★そのまま現金として使うか ⇨しかし、硬貨として使えるところが少なく、自動支払機だと受付けてもらえないことがある。
★日本銀行で両替するのが現実的かもしれません。
★または記念硬貨として ずーっと大切にコレクションとして保管していく。

今回、金貨以外の硬貨は、手数料を支払い換金してもらいました。
手数料が無料の日本銀行京都支店に行こうかと思いましたが、母が面倒だからということで まとめて引き取ってもらいました。

どこで売ればいいの?

売る場所によっても結果は変わります!

貴金属買取専門店

→ 金の価値重視。スピーディだけど、コレクター価値は見ないことも。

コイン専門店

→ 記念金貨のプロ。レア度や状態をしっかり見てくれる。

ネット買取/宅配査定

→ 比較しやすいけど、キャンセル料や送料に注意!

フリマ・オークション

→ 自分で値段を決められるけど、トラブルの可能性もあり。

売ってみてのまとめ

  • 記念貨はただのじゃない。通貨なので法律も関わる!
  • ケースや保存状態で数万円変わることも。
  • 複数の業者に査定を依頼するのが安心かも。
  • 銀や白銅の記念硬貨は銀行や日本銀行での換金も検討しよう。(中にはレアで価値がある硬貨もありますのでネットなどで調べてみてね)

意外と奥が深い金貨の世界。売るときは焦らず、相場と保存状態をチェックして、しっかり準備するのがおすすめです!

最後に

最近、金の価格が最高額を更新していて、本当に驚きました。
「もし売ったら、3倍?4倍?すごいことになるんじゃない?」と話しながら、
売却益や税金のことなど、いろいろと調べていました。

金を売るときには「譲渡所得」として課税される可能性があるんですね。
特に、5年以上保有している場合は長期譲渡所得となり、特別控除の50万円を差し引いた後の50% が課税対象になると知って、
「じゃあ母は確定申告が必要になるのかな?」なんて話をしながら、あれこれ想像を膨らませて楽しんでいました。

結果的には、金貨としての価値での売却益だったため、特別控除の範囲内に収まり、課税の必要はありませんでした。
調べたり話したりするその時間が、とても楽しかったです。

記念金貨が家に眠っているなら、今がチャンスかも!?

この記事が、記念硬貨 記念金貨 を売るかどうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです☺

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